(株)未来農業研究所で農福連携について講義しました。

2024.4.8

(株)未来農業研究所で農福連携について講義しました。

未来農業研究所は、奈良県生駒市で農業で就職することをめざしている方々を対象に職業訓練をされています。

先日、障がい者の方々に農業を通じて働く機会を提供する農福連携について、約1時間にわたって講義する機会をいただきました。

講義では、まず、障がい者の方々が農業に従事することの意義について説明しました。

大きく二つです。

一つは、農業には経済的な価値だけでなく、潤いや豊かさ、人とのコミュニケーションを育成できるなどたくさんの効果があること。このことは、障がい者の方々にとって、農業に従事する効果となります。

もう一つは、農業には多くの仕事があり、それを分解することによって障がい者の方々に適性に合う仕事を提供できることです。このことは、多くの障がい者の方々に仕事に就く機会を提供できるだけでなく、農家の方々にとっても、不足している担い手確保として大いに期待できます。

現状において、日本の農福連携は主に障がい者の就労支援制度を活用しているため、ゆったりとした農空間のもとで、憩いや安らぎ、楽しみを体感する点において課題があります。

一方、オランダのケアファームは日本の農福連携とは対極にあり、メンタルに課題を抱えた方々や認知症高齢者、薬物中毒者など多様な人々が、広大な農空間においてゆったりと一日を過ごすことができる制度であることを説明しました。

最後に、ディーセント・ファーム かしわらについて、ぶどう栽培、体験農園の管理、最近開始した竹炭づくりについて説明しました。農業を通じて、全ての人のための生産的な仕事(ディーセント・ワーク)の実現を目指す農園であることをお伝えできていれば嬉しいです。

10名の訓練生皆さんはとても熱心に聞いていただきました。「日本の農福連携は生活困窮者への支援は十分にできているのか?」

「オランダケアファームはどのようなプロセスを経て利用者を決定するのか?」

「ディーセント・ファーム かしわらがぶどう栽培から始めた理由は?」などいろいろな質問をいただきました。

これから、農業を職業とすることをめざして訓練をされる方々との意見交換は楽しく、とても勉強になりました。

ディーセント・ファーム かしわらにもお越しいただけたらとても嬉しいです。

また、お会いできることを楽しみにしていますー!

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