未来農業研究所で農福連携について講義しました!
2023.10.8
(株)未来農業研究所で農福連携について講義しました。
未来農業研究所は、奈良県生駒市で、農業で就職することをめざしている方々を対象に職業訓練をされています。
先日、障がい者の方々に働く機会を提供する農福連携について、約1時間にわたって講義する機会をいただきました。
講義では、まず、農福連携の現状を説明させていただいた上で、障がい者の方々が農業に従事することの意義について説明しました。
その根拠となるのは、大きくは二つです。
一つは、農業には経済的な価値だけでなく、潤いや豊かさ、人とのコミュニケーションを育成できるなどたくさんの効果があること。このことは、障がい者の方々にとって、農業に従事する効果となります。
もう一つは、農業には多くの仕事があり、それを分解することによって多くの障がい者の方々に適性に合う仕事を提供できることです。これは農家の方々にとって、不足している担い手として大いに期待できます。
このように、農福連携はとても重要な事業であることを説明しました。
最後には、大阪・かしわら竹炭プロジェクトをはじめとするディーセント・ファームかしわらの取り組みなどについても、紹介させていただきました。
講義では、障がいのある方々が、農作業のモチベーションを保つためにはどうすべきか?
農園整備において、バイオトイレやバリアフリーな環境を整えるための支援制度はあるのか?などの質問をいただきました。
これから、農業を職業とすることをめざして訓練をされる方々との意見交換は楽しく、とても勉強になりました。
職業訓練の後半には、他農園での実習もあるそうです。
ディーセント・ファーム かしわらにもお越しいただけたらとても嬉しいです。
また、お会いできることを楽しみにしていますー!
(未来農業研究所)