藁(わら)の確保

2021.10.19

 この冬にハタケの改植をします。すでに、デラウェアなど約20本の木を切り、今年の冬にシャインマスカットやピオーネなどの大粒ぶどうの苗木を15本を植える予定です。

冬を越す苗木には、寒さを防ぐ保温性や雨よけにもなる藁(わら)が最適とされます。問題は、藁の確保です。

周辺には米農家の方々は少なく、ぶどう農家の方々も確保には苦労されています。

そこで、大阪府庁に勤務していた時の先輩、里中さんにお願いすることにしました。里中さんは、以前より「ディーセント・ファーム かしわら」の趣旨にご賛同いただいており、貴重な藁についても快く、いただくことができました。

里中さんの田んぼは、実家のある河南町平石の自然豊かな、水もとっても綺麗なところにあります。

少し坂を登ると奈良県との府県境となり、山を見上げると金剛葛城山系のダイヤモンドトレイルを一望できます。広大な田畑が一体的に圃場整備され素晴らしい田園風景です。

16日(土曜)ハタケで一緒に作業をしてたともだちのうらちゃんに、「藁の件で、これから里中さんの実家のある河南町平石に行くねん」と言うと、彼女の祖母の出身も平石だったのです。

後で里中さんにお聞きすると、お亡くなりになったご両親もうらちゃんの祖母をよくご存知だったので、人の縁、繋がりはすごいなあと改めて思いました。

藁は、軽トラいっぱい確保することができました。里中先輩、ありがとうございますー!

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