バイオ炭
(竹炭とバーベキュー炭)
2023.3.18
バイオ炭が今、注目されています。
バイオ炭とは、木炭や竹炭をいった生物資源を材料とした炭化物で、農林水産省ホームページでは「燃焼しない水準に管理された酸素濃度の下、350℃超の温度でバイオマスを加熱して作られる固形物」と定義されています。
炭には土壌を豊かにする作用があります。これまでも籾殻を炭に混入する”籾殻くん炭”は土壌改良剤として活用されてきました。
柏原市周辺でも多くの竹林や間伐材がそのまま放置されていることを目にします。
その理由は、伐採・処分するには多くの人手と費用を要するからです。
また、ぶどう農家から毎年大量に発生する剪定枝はチップにするか、産廃処理場に持ち込み、焼却処分するしかありません。
ディーセント・ファーム かしわらでは、このような貴重な木材を生かして、炭(バイオ炭)として活用する方法を検討しています。
具体的には、放置されている木材などを伐採・運搬する仕事を生活困窮者などの仕事とします。そして製炭炉を設置して、バーベキュー用炭や竹炭を製炭します。残った炭は細かく破砕し土壌改良剤(バイオ炭)として地域の農地に戻します。
障がい者の方々は、竹炭などの商品パッケージ化や土壌改良剤にするための破砕作業などに従事します。
支援を要する方々に新たな仕事を創設し、引いてはカーボンニュートラルな地球環境の保全に繋げることができる。
このような仕組みづくりを検討しています。
この趣旨に賛同いただける方、一緒に取り組みませんか?