大阪府民の森 親子環境教室開催しました
2024.4.1
3月31日(日)むろいけ園地で親子環境教室を開催しました。
初夏を思うような気持ちのいい晴天の中、15名の方々に参加いただきました。
まず、製炭炉にたくさんの瓦の竹やかぼちゃ、バナナ、レモンなどの野菜、松ぼっくりなどを入れます。
10時、皆で3、2、1、点火のコール!(1 回目は?2回もコールいただきました^^;)5時間後の15時の出来上がりが楽しみです。
その後、隣の森の工作館において、大阪産業大学未来創造研究室の山田先生による製炭炉についての説明をいただきました。
先生が設計された製炭炉は、800度の高熱で極めて高い炭化率の竹炭ができること。
そのため、竹炭の中には不純物がなく電気を通す通電性が高いため、臭いを吸収する作用が極めて高いことなどを子供さん達にもわかりやすく説明いただきました。
また、摂南大学農学部佐野先生からは、農地を元気にするバイオ炭の効果について説明いただきました。土の模型をお持ちいただき、炭を入れる割合が多いほど収穫量が増えるなど、研究の成果をわかりやすく説明いただきました。
その後、竹炭を使った風鈴をつくりました。
輪にしたぶどうのつるに麻紐で炭をくくり付けます。
ちびっ子達はご両親が、高学年の方達は自分で工夫して作って下さってました。出来た風鈴はコロンコロンカランカランと音が鳴りました。
15時、いよいよ炉の扉を開けます。竹や野菜や松ぼっくりなどはできてるかな?
なんと、竹炭はもちろん、炭の野菜もできてました。カボチャも蓮根も炭になって小さくなってるけど形はそのままでした。そら豆は皮を剥くと中から豆が出てきました。可愛かったです。
山田先生がおっしゃっていた通りたように、有機物はなんでも炭になるんですね。
(レモンです-) (カボチャです-)
(バナナですー)
大阪府民の森主催の第1回親子環境教室、楽しく開催できました。
今回の開催に向けて、大阪府民の森さま、むろいけ園地の皆さまありがとうございました。この日に向けて佐々木さんに作成いただいた木工の鳥や動物の置物とても可愛いかったです。室内が、心地よい雰囲気になっていました。
次回の開催も楽しみです!
(大阪府民の森・むろいけ園地)