村上財団助成事業に採択されました!
2023.4.19
村上財団の助成事業は、社会的課題の解決に向けた取り組みを先進的に行なっている特定非営利活動法人などを対象に審査し、採択します。
今回、全国の7団体のひとつとして ディーセント・ファーム かしわらが採択されました。
その事業内容は、地域に放置される竹林などを伐採して、質の高い炭をつくることです。
この事業によって以下の効果を狙いとしています。
1.地域の放置竹林等の伐採・運搬により、生活困窮者などの方々のしごとをつくります。
2.800度の高温で炭化して、質の高い竹炭・バーベキュー用の炭をつくります。
3.できあっがった炭を商品として詰めること、デザイン化した絵がらを貼付しリボン等でパッケージ化することを障がい者の方々のしごととします。
4.炭をつくる過程で生じた割れた炭などを細かく砕いて、土壌改良剤(バイオ炭)としてハタケに戻します。
(破砕作業も障がい者の方々のしごととします)
例えば、籾殻(もみがら)と混ぜた籾殻くん炭はハタケを元気にする効果があり、柏原地域でもとても重宝されて います。
5.このように地域に放置された材 (特に、伐採され放置されたままの間伐材はCO2を放出します)を、資源として有効活用します。
このことは、CO2の放出を防ぎ、環境にやさしいカーボンニュートラルな取り組みです。
村上財団の助成フレームは、自己資金分に相当する1/2をクラウドファンデイングで募り、残り1/2を助成いただきます。
製炭炉設置費用約400万円や地域の小学生を対象とする環境学習会開催など100万円を含め、500万円の事業費です。
500万円の1/2である250万円を、5月中旬から6月末までの期間中にクラウドファンデングを募る予定です。
しっかりとこの事業を実現できるよう頑張ります!
(大阪府の報道提供資料)
https://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=47490