第2ファームオープンしました!
2022.6.7
念願の第2ファームを5日(日曜)にオープンすることができました。
第2ファームは元ぶどうバタケでしたが、ここ3年間ほど耕作放棄地状態でした。
今年の1月からの6ヶ月間で、多くの友人たちの協力により再生できたことはとても嬉しく、感慨深いです。
再生にあたっては、障がい者の方々の1年を通した働く機会をつくるため、野菜などの農園にすることとしました。
また農園は、一般的な貸農園ではなく、体験農園という形態です。
これは、毎朝夕の水やりや草刈りなどの日常の管理をディーセント・ファーム かしわらの仕事とします。一般的な体験農園にはない当ファームの特徴で、障がい者の方々の仕事をつくることと水やりなど利用者の負担を軽減します。。
また、農用具や肥料等は当ファームで用意し、手ぶらでお越しいただくことが可能です。栽培方法については、地元農家の方々から指導いただく形態です。
このような農園とするには、野菜のハタケとして抜本的に再生する必要があります。
具体的には、ぶどうの木や棚、支柱などを全て撤去・処分すること。
放棄地状態により竹や蔓、雑草などに覆われた荒地を回復すること。
野菜のハタケとするための耕運、土壌の改良、ハタケに残っている小石や根っこなどの取り出し(前日ギリギリまでかかりまし
た^^;)などの開墾作業。
急な坂道を障がい者の方々が安全に利用できるための階段、手すりなどの設置。
等々の膨大な作業がありました。
このような膨大な作業を6か月ほどでできたのは、多くの友人たちの協力のおかげです。深く感謝です。
特に経験、技術を要する階段設置をはじめ多くの作業を毎週末、共に汗をかいてくれたわが友 足立くんには感謝です。
第2ファームは、メインのぶどうハタケから近鉄電車の線路向こう側の小高い丘にあり、アベノハルカスを見渡せるとても眺望のいいところです。約80坪ほどの広さがあります。
最初の利用団体は、特定非営利活動法人つながりひろばです(2022.2.25 ,5.14 のブログ)。
このオープンを機に、多くの方々が ディーセント・ファーム かしわら を訪れていただき、楽しく、元気になるファームをめざします。
メインのぶどうも現在、順調に成長しています。夏には美味しい実りができるよう頑張ります。
そして今年の冬には、障がいのある方々などのはたらく場として、スタートできるよう準備を進めます。
(今年の1月のハタケです)