大阪府立大手前高校のみなさん!

母校である大阪府立大手前高校の生徒12人がディーセント・ファーム かしわらに来られました。

大手前高校では毎年1、  2年生を対象に2日間にわたる「集中セミナー」として、社会のいろんな分野、金融、国際、教育、医療、福祉など約50講座を開講して、生徒達の将来の進路選択に生かす取り組みをされています。生徒たちはそれぞれ興味ある分野を選択して授業を受けます。

今年で3年目になります。

講義では、まず、ディーセント・ファーム かしわらのディーセント・ワークを実現する理念と12月1日より就労継続支援B 型事業所を開設するまでの取り組みについて説明しました。また、これからいい支援を行うことが重要ですが、合わせて少しでも多くの工賃(給料)を支払い、事業を持続するための経営の難しさなどについても説明しました。

農園案内の後、ぶどう畑で農作業を一緒にしました。

冬の農作業では、来年の収穫に向けて病気への備えが重要です。 ぶどう畑に落ちた葉っぱや木の皮には病原菌がついていることがあります。 レイキで葉っぱを集めて拾い上げることやヘラで木の皮めくりをしていただきました。地道な作業ですが、生徒たち12人はそれぞれ笑顔で作業してくれました。

作業しながら、「なんで農業をしようと思ったのですか?」や「「これまで何が一番しんどかったですか?」「理系志望やけど、農学部に興味が出てきた」などたくさんの質問・感想をいただきました。

先輩として、彼ら彼女達の今後の進路選択に少しでもお役に立てたら嬉しいです。 

農業にはたくさんの作業があります。それに合う仕事を分担すれば、初めての方や多くの障がい者の方々もともにできます。

これからの社会を担う若者に少しでも障がい者の方々の支援や農業への関心につながったら嬉しいです。

また、ディーセント・ファーム かしわらにお越しくださいね!    

 

(農作業機器の体験もしていただきました!)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA