さともり活動 (7月7日)

7月7日は七夕!酷暑の中でしたが、6人のメンバーで竹林のさともり活動を実施しました。

安全な距離を保ちながら、次々に竹を伐採します。倒れる方向を三角に切って受けを作ります。竹全体の重力が切り取ったところに集中して自然と倒れます。ドスンと音が鳴り響きます。

先端には多くの枝があります。竹を立てて鉈を下に振り落とすと重力で次々に落とすことができます。

2回目のさともり活動でディーセント・ファーム かしわらのメンバーも、要領を得てきました。

さらに、竹林に存置されてる朽ちた竹も次々に運び上げます。前回はそれぞれが黙々と運んでいましたが、今回はリレー方式です。協働作業で少し楽になった感じがします。とにかく暑くてしんどいのは変わりませんが‥

伐採した竹林には適当な間隔が空いてスッキリとしてきました。長らく残置された朽ちた竹を引き上げることにより綺麗な竹林になります。

まだまだこれからですが、綺麗に再生して子供たちをはじめ多くの方々に来ていただけるような竹林をめざしたいです。

伐採した竹はこれから約3ヶ月間乾燥し、製炭炉で高級竹炭をつくります。

一方、存置された朽ちた竹はこれまでCO2の排出源となっていますが、炭にすることにより農地で永久に固定することができます。しかも土壌改良剤として農地を肥沃にするいう、一挙両得の取り組みです。

軽トラ満載に積み込んだ朽ちた竹は、約300メートル先の竹工房さんの製炭エリアに運び、その日のうちにバイオ炭(土壌改良剤)をつくりました。

無煙炭化器に朽ちた竹を次々に投入しました。乾燥しているので燃焼は早く、約2時間で炭化完了しました。最後に水を掛けて鎮火し、約60キロバイオ炭ができました。

約600度で製炭するので、保肥性、保水性に優れたバイオ炭の出来上がりです。

酷暑の中、朝から竹の伐採・運搬、昼からバイオ炭つくりなど1日中かかりました。

みなさま、お疲れ様です。ありがとうございました。

 

竹林を次々に伐採し、仮置き場へ引き上げ

残置された竹林も順次引き上げ

竹林はスッキリと綺麗になりました

本日の成果(左 朽ちた竹 右 伐採した竹)

朽ちた竹を軽トラ満載積み込み、

300メートル先の竹工房さんの製炭エリアへ運びます

 

順次竹を投入

約2時間で炭化終了

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