鹿児島県大崎町に行ってきました
12月25(水)、26日(木)、鹿児島県大崎町に行ってきました。大崎町は「リサイクル日本一のまち」として知られています。全国平均が20%台の中で、83%という素晴らしい実績を上げています。
また2024年度、大崎町や宮園地区の皆さまとともに取り組んでいる「竹福商連携による竹の資源化モデルの構築と実践」がノウフクアワード「優秀賞」に選定されました。
この取り組みを是非とも学びたいと思い、田中力さん(慶應大学大学院政策・メディア研究科 研究員/大崎町地域おこし研究員)にお願いしたところ、慶應大学環境情報学部の和田准教授、学生4名の視察に合流させていただきました。
25日、リサイクル施設を見学しました。焼却施設を有さず、生ごみを肥料として資源化するという先進的な取り組みなどたくさんの施設を見学しました。大崎町の松元さまからご案内いただきました。
夕方には宮園地区を訪問し、明日ともに作業する約20名の地域の方々との懇親会です。手作り料理とさつま焼酎でとても楽しく懇談しました。(飲みすぎて途中の記憶がありません‥(^^;;)
26日、竹林の伐採・引き上げ・無煙炭化器によるバイオ炭づくりを宮園地区の方々と地元の障がい者支援施設の方々とともに行いました。
この仕組みは、町内の福祉事業所が年間を通じて安定的にバイオ炭を買取り、土壌改良材として活用したサツマイモを加工するという収益化の実現により成立しています。
毎週木曜日、高齢者を中心とした地域の人々と障がい者支援施設の方々がともに作業しています。
地域の方々には、ともに作業することが楽しみ(ソーシャルキャピタル)であり、それに応じた謝金も提供されています。
障がい者支援施設の方々には、地域との交流機会と工賃の増加に繋がっています。
「大阪かしわら竹炭プロジェクト」のめざすものが大崎町にありました。
ディーセント・ファーム かしわらとしても、これから地域の方々とともに都市型の取り組みとして進めようと思う、刺激に満ちた2日間でした。
東町長さまをはじめとする大崎町、宮園地区のみなさま、視察にご一緒させていただいた慶應大学和田先生や4人の学生さんたちなど多くの方々に感謝いたします。
生ごみを肥料にします
宮園地区の皆さんの温かいもてなし嬉しかったです
仲野さん(宮園地区)、和田先生
東町長、千歳副町長