ワクワク仕事体験とバイオ炭
2024.3.26
3月23(土)大阪府中小企業家同友会上町支部が主催するワクワク仕事体験に大阪市内の小学生k君親子が来てくれました。このイベントはこどもさんに、上町支部にあるいろんな中小企業の仕事体験をしていただき、職業への関心・理解を広めることを目的としています。ディーセント・ファーム かしわらも上町支部の一員として参加しました。
当日は大雨でしたが、3名の希望者のうちk君親子がお越しくださいました。当日の朝、「雨やし無理しないでくださいね」と電話したところ、「最近、農業に興味を持ち始めた息子がとても楽しみにしてるので行きます」と嬉しい返事です。
今月、農園は段差のあるデラウエアハタケを解消して、そのエリアに波状型ビニール袋ハウスを設置しました。これから2年前に植えたシャインマスカットの苗木を移植します。
当日の作業は、シャインマスカットの苗木を移植する穴に当園で製炭したバイオ炭を撒くことです。
バイオ炭はそのまま炭を撒くのではなく、1センチ程度の細い粒にします。細かい粒は、水の吸収性を高めて土を元気にしてくれます。先月開催されたバイオ炭シンポジュウムでは収穫量3割アップしたとの研究発表がありました。とても楽しみです
まず、竹炭を机の上に並べてかなづちで約1センチ程度まで細かく砕きます。
金槌でトントン叩くと飛び散った炭が下に落ちてしまいます。
「もったいないあ。」とk君、「はい。この点改良が必要です(^^;;。」(実はバイオ炭、撒くのは今日が初めてやし‥)
次は、細かく砕いたバイオ炭を秤で測ります。一つの苗木の穴には約2キロ程度のバイオ炭が必要です。
「理科の実験みたいや!」とバイオ炭を測り、お父さんと一緒に苗木に丁寧に撒いてくれました。
「夏にはスイカを植えたいねん」とk君。
今日の作業のおかげで、シャインマスカットの苗木が元気に育つことの期待大です。
バイオ炭作業ありがとうございました。とても助かりました。楽しかったです!!
ディーセント・ファーム かしわら のワクワク仕事体験どうやったかな?
また、農園にお越しくださいね。