農の効果
2021.4.9
農には多様な効果があると言われます。
農作業に従事することで、精神的に鬱の症状が改善したとか、日頃の仕事のストレスが解消したなど多くの事例が報告されています。
それを実証する研究は世界的に取り組まれていますが、医学的に明らかにされるのは、まだこれからです。
2018年に、障害者の就労訓練をしている事業所の管理者にアンケート調査をしました。
日頃、接している中で実感されているのは、障害者の方々が、農作業を通じて癒しを感じる、規則正しい生活ができる、コミュニケーションが図れるようになったなど、多くの効果が現れていました。
「ディーセント・ファーム かしわら」においても、障がいのある方々や、ニート・引きこもりの方々などが、ぶどうをつくって、元気になれたらほんとうに嬉しいです。
農の効果について関心をお持ちの方は、アンケート調査した以下の論文をご覧ください
<農福連携事業による「効果」の実証について p17からp27 全労済協会>
https://www.zenrosaikyokai.or.jp/znr_hp/wp-content/uploads/2018/08/koubo75.pdf
<掲載している写真は、調査に協力いただいた就労継続支援B型事業所 なの花(大阪府富田林市)の農場の風景です>