摂南大学農学部で農福連携について講義しました

2022.11.26

  24(木)、摂南大学農学部「食農ビジネス学科」北川太一教授の「食農共生論」の授業において、「農福連携の推進」をテーマに講義する機会をいただきました。

摂南大学農学部は、2020年4月に開設した大阪初の私立学校設立の農学部です。

北川先生は僕が3年前、地域農林経済学会で研究発表した時の座長で、それ以来お付き合いいただいています。

農福連携に取り組んでいる日本の就労継続支援事業所やオランダケアファームの事例を紹介し、その効果検証などについて講義をしました。

最後には、「ディーセント・ファーム かしわら」の実践も踏まえた農福連携の課題についても講義しました。

100名ほどの学生のみなさんには、とても熱心に聴いていただき、「農福連携を希望する障がい者の層はどれくらいなのか」「就労継続支援B型事業所から、次の就職にどのようにつながるのか」、「実践する上での組織マネジメントはどうしているのか」など様々な質問をいただきました。

お答えするのに冷や汗もかきましたが、学生のみなさんとのデスカッションはとても楽しく、あっという間の90分でした。

学生のみなさんが農福連携について知り、生産性を上げるだけでない多様な農業の価値を理解する一助になれば嬉しいです。

北川先生、ありがとうございました。

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